階段での膝の痛み…その原因は筋力低下かもしれません

「階段の上り下りがつらい」「膝に違和感がある」「特に下りるときに痛む」

こうしたお悩みを抱える方は非常に多く、当院でもよくご相談をいただきます。膝の痛みにはさまざまな原因がありますが、そもそも体重を支える筋力がなく膝関節で身体をささえている場合があります。

■膝の関節を支える筋肉の役割

膝関節は、太ももの前側にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)や、後ろ側のハムストリングスといった筋肉に支えられています。これらの筋肉がしっかり働いていることで、歩行や階段の昇降といった日常動作がスムーズに行えます。

しかし、年齢や運動不足、長時間のデスクワークなどにより筋力が低下すると、膝にかかる負担を筋肉で受け止めきれず、関節や軟骨にダメージが蓄積されてしまいます。その結果、痛みや違和感が生じやすくなるのです。

■特に注意すべき「階段の下り」

階段を下りるときは、膝に体重の約3〜4倍の負荷がかかると言われています。筋力が不足していると、この強い負荷を吸収できず、関節へのストレスが増加。これが膝の痛みを引き起こす一因となります。階段の下りで痛みを感じる方は、特に筋力の低下が進んでいるサインかもしれません。

深沢接骨院でできる対策とは?

当院では、膝の状態を詳しくチェックしたうえで、疼痛除去や関節の可動域の回復を目的とした施術を行っています。疼痛も軽減し関節の可動域も改善しててきたら運動療法による筋力強化をおこなっていきます。必要に応じて、自宅での筋トレやストレッチの指導も取り入れ、痛みの根本的な改善を目指します。

また、正しい姿勢や歩き方の指導も重要です。日常生活での小さなクセが膝への負担につながっていることも多いため、体の使い方を見直すことも再発防止につながります。

まとめ

膝の痛みは、加齢のせいだからとあきらめがちですが、筋力低下に気づいて対策を始めることで改善が期待できます。階段の上り下りで痛みを感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。早めのケアが、将来の膝の健康を守る第一歩になります。

制作者プロフィール

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名前▶橋本 高歩

資格▶柔道整復師、ピラティスインストラクター、

出身校▶日本体育大学医療専門学校(日体柔整専門学校)

経歴▶高校卒業後、東京の柔道整復師養成学校進学のため上京、横浜の接骨院勤務を経て平成16年に深沢接骨院を開業

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