ランニング愛好者に多い「足底腱膜炎」にご注意を!

気候も良くなり、ランニングを始める方や距離を伸ばす方が増える季節です。しかし、その一方で足に無理をかけ過ぎたことで足の裏に痛みを感じて来院される方も増えています。特に多いのが「足底腱膜炎(そくていけんまくえん)」です。

足底腱膜炎とは、足の裏、かかとからつま先にかけて張っている「足底腱膜」という組織が炎症を起こし、痛みが出る状態をいいます。特に、朝起きて最初の一歩でズキンと痛んだり、走り始めや長時間の歩行後に強く痛むのが特徴です。

原因の多くは、足底腱膜に繰り返し負担がかかることです。ランニングや長時間の立ち仕事、クッション性の低い靴の使用、扁平足などがリスクを高めます。急な運動量の増加や、柔軟性不足も大きな要因となります。

予防と改善には、以下のポイントが大切です。

  1. ストレッチの徹底
     ふくらはぎや足裏のストレッチを日常的に行い、筋肉と腱の柔軟性を高めましょう。特に運動前後には丁寧なストレッチが欠かせません。

  2. 靴選びの見直し
     足に合ったクッション性の高い靴を選びましょう。ブカブカのサイズの合わない靴や、すり減った靴は避けてください。

  3. 適切な運動量の調整
     急激な距離や時間の増加は避け、徐々に負荷を高めるようにしましょう。痛みがある場合は無理に走らず、まずはしっかりと休養を取ることが大切です。

当院では、足底腱膜炎の症状に対して、手技療法やハイボルテージ治療機、テーピングなどを用いた施術を行っております。違和感や痛みを感じたら、早めの対処が回復への近道です。

足元から健康を支えるケアを、私たちと一緒に取り組みましょう!

制作者プロフィール

制作者顔写真

名前▶橋本 高歩

資格▶柔道整復師、ピラティスインストラクター、

出身校▶日本体育大学医療専門学校(日体柔整専門学校)

経歴▶高校卒業後、東京の柔道整復師養成学校進学のため上京、横浜の接骨院勤務を経て平成16年に深沢接骨院を開業

詳しいプロフィールはこちら

深沢接骨院