【症例紹介】家事や育児で慢性化した腰痛が改善した一例（40代・女性主婦）

■来院動機

40代の女性主婦の方。ここ数年、腰の重だるさを感じていましたが、最近は特に掃除や買い物、長時間の立ち仕事のあとに痛みが強くなるように。朝起きたときの腰のこわばりも気になり始め、「このまま悪化したら家事も辛くなるのでは」と不安に。インターネットで家の近くで通いやすい接骨院を探して、当院に来院されました。

■身体の状態

姿勢を見ると、反り腰の傾向があり、骨盤が前に傾き、股関節の動きの悪さがあり、腹筋のインナーの筋力やお尻周りの筋力低下が見られ、腰に負担が集中している状態でした。筋肉の左右バランスにも差があり、背中から腰にかけて強い緊張と硬さがありました。可動域も狭く、前屈・後屈ともに痛みが出ていました。

■初回施術

初診問診時に体の状態、腰に悪影響をあたえている原因の説明し計画を立てた施術を提案。承諾をいただき施術スタート

初回の施術では、緊張していた腰や背中の筋肉を丁寧にゆるめ、骨盤のバランスを整える手技を行い、患部の症状には物理療法を行いました。

施術後は「腰が軽くなった」「立ち上がりが楽になった」とのご感想。まだ深部の硬さは残っていますが、自宅で出きるストレッチの指導を行いました。

■4回施術終了

週2回のペースで施術を継続。4回目の施術を終える頃には、朝起きたときの腰のこわばりがかなり軽減。洗い物や立ち仕事の後も、以前より疲れにくくなったとのこと。ご本人も「最近は痛みのことを気にせず動ける時間が増えました」と前向きな変化を実感されていました。このタイミングで腰に悪影響をあたえる腰の反りにアプローチをする体操、腹筋のインナーに聞く呼吸法を指導

■8回目施術終了時

8回目の施術を終える頃には、日常生活の中で痛みを感じることがほとんどなくなりました。体幹や臀部の筋肉も徐々に活性化し、正しい姿勢を保ちやすくなっています。

現在は月1～2回のメンテナンスで再発予防を継続中。家事の合間に取り入れられるストレッチやエクササイズも習慣化できており、「体を整えることが楽しくなってきました」と嬉しいお言葉をいただきました。

■施術者の一言

「忙しい毎日の中で、自分の体と向き合う時間を作るのは簡単なことではありません。それでも少しずつ前向きに取り組んでくださった結果が、確実に体に現れました。今後も無理なく続けて、元気に毎日を過ごしていただけたらと思います。」

制作者プロフィール

名前▶橋本　高歩

資格▶柔道整復師、ピラティスインストラクター、

出身校▶日本体育大学医療専門学校（日体柔整専門学校）

経歴▶高校卒業後、東京の柔道整復師養成学校進学のため上京、横浜の接骨院勤務を経て平成１６年に深沢接骨院を開業

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