繰り返す腰痛と腹横筋の関係

腰痛を繰り返さないために大切なのは「呼吸」と体幹の安定性

「腰痛が治ったと思ったら、また痛くなった」
「マッサージを受けると楽になるけれど、しばらくすると腰痛を繰り返す」

このような繰り返す腰痛でお悩みの方は少なくありません。

腰痛を繰り返す原因は一つではありませんが、その一つとして注目したいのが、腹横筋(ふくおうきん)というお腹の深い部分にある筋肉です。

そして、腹横筋をうまく働かせるために、実はとても大切なのが「呼吸」です。

腹横筋とは?

腹横筋は、お腹の筋肉の中でも最も深いところにある筋肉です。

身体を大きく動かすための筋肉というよりも、お腹や腰回りを内側から支え、身体を安定させる役割があります。

イメージとしては、腰回りを支える「天然のコルセット」のような存在です。

腹横筋を含めた体幹の筋肉が適切に働くことで、立つ・座る・歩く・物を持ち上げるといった日常生活の動作の際に、腰への負担を分散しやすくなります。

腹横筋と呼吸には深い関係があります

腹横筋は、腹筋で鍛えることが難しく、腰に不安のある方が腹筋を行うと逆に痛みの原因にもなりかねません。

そこで大切になるのが、呼吸です。

特に意識したいのは、大きく吸って、大きく吐くこと。

呼吸に合わせてお腹や胸郭が自然に動くことで、腹横筋や横隔膜、骨盤底筋群など、身体を内側から支える筋肉が協調して働きやすくなります。

反対に、呼吸が浅くなっていたりすると、首や肩、腰などの筋肉に余計な力が入りやすくなることがあります。

デスクワークやスマートフォンを見る時間が長い方は、猫背の姿勢になりやすく、胸郭の動きが小さくなることで、呼吸が浅くなっていることも少なくありません。

身体を安定させるための深い部分の筋肉が十分に働かないまま、腰や背中の筋肉ばかりで身体を支え続けると、腰への負担が大きくなる可能性があります。

腹横筋を鍛えるために、難しいトレーニングから始める必要はありません。

まずは、、しっかりと吸って、ゆっくり大きく吐く。

日常生活の中で「呼吸」を意識することが、身体を内側から支え、腰への負担を減らす第一歩になるかもしれません。

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大切なのは「腹筋を鍛えること」よりも、まず呼吸を整えること

腰痛を繰り返す方の中には、

「腹筋が弱いから腰が痛いのでは?」

と考えて、筋トレを頑張る方もいます。

もちろん、筋力を高めることは大切です。

しかし、単純に筋トレをたくさん行えば良いというわけではありません。

大切なのは、呼吸を意識しながらトレーニングすることです。

例えば、息を止めて高負荷で筋トレを行うわけではなく、呼吸意識しながら、お腹・背中・骨盤周囲の筋肉が協調して働くことが理想です。

などを総合的に確認することが大切になります。

腹横筋がうまく働かないと腰に負担が集中することも

長時間のデスクワークや運動不足、姿勢の乱れ、浅い呼吸などが続くと、体幹の筋肉を十分に使えない状態になることがあります。

その状態で仕事や家事、スポーツなどを続けると、本来は身体全体で分散したい負担が腰に集中しやすくなります。

例えば、

・長時間座っていると腰が痛くなる
・中腰の姿勢で腰に負担がかかる
・重い物を持った時に腰を痛めやすい
・疲れてくると姿勢が崩れる
・痛みが治っても同じような腰痛を繰り返す

このような場合、腰そのものだけでなく、呼吸や体幹の働き、骨盤・股関節の動きなどを確認することも重要です。

痛みを取るだけでなく、繰り返さない身体づくりへ

腰痛を繰り返している場合、痛みがある部分だけを施術して一時的に楽になることもあります。

しかし、腰に負担をかけている姿勢や身体の使い方、呼吸や体幹の安定性が変わらなければ、同じような負担を繰り返してしまう可能性があります。

だからこそ大切なのは、痛みを取り除くだけでなく、呼吸を整え、身体を安定させ、正しく身体を使えるようにしていくことです。

「何度も腰痛を繰り返している」
「治療を受けると楽になるけれど、また痛くなる」
「腹筋を鍛えているのに腰痛が改善しない」
「将来も趣味や旅行を楽しめる身体を維持したい」

という方は、腰だけでなく、普段の呼吸や体幹の使い方にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

深沢接骨院では、痛みの改善だけでなく、5年後、10年後も趣味やスポーツ、旅行を楽しめる身体づくりを目指しています。

深沢接骨院